〜「魔法の使えない魔法使い」あとがき〜

あとがきです。
まず、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
とりあえずここでは「魔法の使えない魔法使い」(以下ノンマホ)のあとがき
ということでいろいろ書いてみようと思います。



まずは順当に本編の内容から。
隅々までこのサイトを見ている方は知ってるでしょうが、お蔵入りに同名の作品があります。
これはまったく別物に見えますがまったく別物で(笑)キャラクタの関係だけそのままで、世界観と
設定は「俺と死神と過ぎ行く日々」(以下レシピ)のものを積み込んだものが本編です。
ただ、どっちにしろ書きたかったのは「普通じゃない魔法使い」のお話です。
その「普通じゃない魔法使い」をどんな魔法使いにするか…ということで「魔法の使えない魔法使い」が誕生。
今では「普通じゃない」なら他にもいろいろあったろうにと思ってしまうんですが
当時の管理人にはそれ以外閃かなかったのだから実にらしい、なと。




次にキャラクターについて。
これは順番に、浅めに語ってきましょう。

・アーリティル=ハインゼチル
上記ようにまず「魔法の使えない魔法使い」という設定が先に生まれたのでその後に生み出されたキャラです。
管理人のキャラ作りからすると珍しいタイプだったりします。
訪れる結果が分かっても目的のために真っ直ぐに進めるキャラ。
魔法については最初からあっさり決まったので意外に楽な感じでいけました。

・カイト=セブンス
お蔵入りノンマホでいう赤の魔法使いに当たるキャラ。
口先だけじゃないいじめっ子という感じで。
彼の魔法に関しては少し悩みました。

口先だけじゃないんだから相当に実力がないといけないけど、よくよく考えたら
コイツらまだ魔法使いの半人前みたいなもんなんだから実力あり過ぎるのも変だし
じゃあ特別な魔法って言ってもアーリティルでそこは使ってるんだからさすがに
マズイだろーとか何とか。

その果てにじゃあ魔法使用技術で何か特別な風に! となって圧縮詠唱が使えることになりましたとさ。
こういうライバルキャラは苦手な気がするんですが彼は割りとマトモなんじゃないかなぁと思ってます。

・シーウェルン=カルク=タスナ
レシピにも出て、ここでも出ておまけに他作品にも雰囲気だけ漂わせる、と何か知らないうちにおいしい奴に
なっているキャラ。
お蔵入りノンマホでいう黒の魔法使いに該当。
まぁ完全に主人公を助ける役割で登場です。
実は本編で少し戦闘させるルートもあったのですが没。
彼はあくまでも本編では活躍しない方針で。

・ルイナ=カーテライザ
本来登場予定が無かったキャラ。
何故登場したかと言えばカルクを配役に持ってきたせい。
抹殺指定を受けてるカルクが学校とは言え学院内に入り込むとなると、結界で誤魔化した、だけでは少々苦しい
ので知り合いという位置づけのキャラが必要だということで。
一応魔法使いらしい考えの持ち主ですがどっちかと言えば甘い人。



最後にお蔵入りノンマホなんかについて。
これは最初に書いたとおり本編とは別物なわけです。
そもそもは公開中の「イレイズ・クラッシュ!」の世界観寄り(当時はまだ確定してなかった)のお話でしたし。
魔法が使えない主人公と黒の魔法使い(後で魔法が使えるとかではなく本当に何も使えないという設定)は
頭脳を駆使して迫ったり迫られたりしながら次々と魔法使いを倒していく〜という感じな内容でした。
が、話がなかなか膨らまずとりあえずお蔵入りに。
もしこっちの設定で話を書いてたらどうなってたかは今や管理人にも想像不可。
………まぁ、「イレイズ・クラッシュ!」側なんだしめちゃくちゃだったんだろうなぁ。



とゆーわけで、簡単にあとがきでした。
詳しい用語説明なんかはいつかちゃんとそういうのを作りますので。
とある魔法使いのお話、楽しんでいただけたなら嬉しいです♪
ではでは! ですよ。






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